沖縄市知花の美さと児童園(宮城光宏園長)で8日、プロレスまつりがあった。特設リングで琉球ドラゴンプロレスリングのレスラーが3試合を披露。フリーマーケットやプロレス教室、バスケットボールのパフォーマンスなど多彩な催しがあり、入所児童や職員、地域住民ら多くの人でにぎわった。

テントで取り囲んだ特設のリング。ヒージャー・キッドマン(左側)の攻撃に観客席からは声援と拍手が送られた=8日午後、沖縄市知花・美さと児童園

 初戦は美ら海セーバーとヒージャー・キッドマンの対決。炎天下で熱せられたリングを利用した攻撃やユーモアを交えたアナウンスなどで会場は沸いた。

 迫力に圧倒されて昨年からプロレスの魅力にとりつかれている中学2年の女子は、この日を心待ちに。「最初は怖いと思ったが、相手をけがさせないような判断など深い部分がある。将来の夢である警察官になるためにも参考になる」と笑顔で教えてくれた。

 児童園には2歳から18歳の42人が生活している。嘉手納町を拠点とする県内唯一のプロレス団体である琉球ドラゴンプロレスリングとは2015年2月の教室を機に交流を続けており、まつりは2回目。プロレスを通じて交流の輪を広げようと実行委員会(具志堅晃委員長)が主催した。

 登川や池原、知花の各自治会も協力して多くの住民が訪れた。企業など約50団体と個人が協賛し、経費を除いた収益金はすべて児童園に贈られる。