【渡嘉敷】5月24日から26日にかけ、渡嘉敷海域でサンゴの産卵が確認された。毎年この時期、大潮や中潮に合わせて行われる神秘的な「産卵ショー」に、島内外のダイバーらが感嘆の声を上げた。

神秘的なミドリイシ科サンゴの産卵=5月26日、渡嘉敷村・阿波連ビーチ沖(長谷和典さん提供)

 毎年産卵を楽しみにしているダイビングサービス「月の翼」代表の長谷和典さん(35)がその様子を確認した。

 24日午後10時20分ごろからミドリイシ科のサンゴが「バンドル」と呼ばれる卵の産卵を開始。26日にはピークを迎え、海中がピンク色に染まった。

 長谷さんは「最近はレイシガイや亀など、自然がサンゴを壊すことを目にすることも多くなった。一人でも多くの人に現状を知ってもらい、レイシガイの駆除などの活動を地道に続けていきたい」と話し、「この自然の営みが未来へつながる。自分自身ができることをこれからも考えていきたい」と話した。(新垣聡通信員)