【うるま】1958年から1年間、海兵隊音楽隊員としてキャンプ・コートニーに駐留していたリチャード・ブルースさん(77)=米ネバダ州=が、10月にうるま市の海の文化資料館で開く写真展の準備のため来沖している。リチャードさんは駐留中、戦後の沖縄の人々の姿など250枚以上の写真を撮影。当時、カメラの師匠で友人だった男性に感謝を伝えたいと、その人物を捜している。

1958年に写真を教わった「先生」を捜すリチャード・ブルースさん=うるま市宇堅公民館

 沖縄に派遣される直前に結婚したリチャードさんは、妻に向けて記録を残すため嘉手納基地内のカルチャースクールで写真を学んだ。その時の講師だった男性と気が合い、カメラの知識や技術を教わるうちに交流を深めた。

 当時は週に3、4回顔を合わせるほど親しくしていたものの「先生」と呼んでいたため本名を知らず、出身地や住所も分からずじまいだった。

 リチャードさんは2012年にも写真展開催のため来沖しており、その際に駆けつけた「先生」と一度再会しているが、通訳がいなかったため会話ができなかったという。

 「彼は一番の親友だった。沖縄での生活を支えてくれ、写真を教わった感謝の気持ちを伝えたい」と話している。

 「先生」はリチャードさんより3歳ほど年上だったいい、現在70代後半~80代前半くらいの年齢。

 情報提供などは、うるま市海の文化資料館まで。電話098(978)8831。(中部報道部・松田麗香)