18歳からの投票で日本の選挙制度が大きく変わる-。夏の参院選に向け、「がちゆん」(沖縄市、国仲瞬社長)と沖縄タイムス社が15日に那覇市久茂地のタイムスギャラリーで開催した「初選挙へのトビラ」には、40人余りの若者が参加した。友人や同級生の政治への関心をいかに高めるか。選挙や政治の知識を深めつつ、それぞれの意見を出し合い、議論は熱を帯びた。

選挙に関する質問に各グループで考える参加者=15日午後、那覇市久茂地・タイムスギャラリー

 参加者は3~5人ごとのグループに分かれ、4択クイズで選挙の豆知識を学び議論を交わした。

 ディスカッションのテーマは、どうすれば同じ若者を投票に行くよう誘えるか。「政治に無関心な若者」や「投票しても変わらないと諦めている若者」に対しては「文句は投票してから言って、と声掛けをする」との意見。「投票所に行くのが面倒くさいと感じている若者」には「期日前投票もある。空いているときに投票に行くよう誘う」など、知恵を出し合った。

 夏の参院選で初めて投票が可能になる沖縄国際大学1年の幸地ルシアさん(18)=宜野湾市=は「いろいろな意見が聞けて楽しかった。選挙に関心がない友人にも投票に行こうと誘ってみたい」と感想を話した。

 同大学4年の沢岻安晴さん(21)=嘉手納町=は「子どもがいる同級生もいるし、待機児童やブラックバイト問題など、今の政治がつくり出したことに悩んでいる人は多い」と強調。「しっかりと当事者として声を上げていくことが大切で、周りにも投票を呼び掛けていきたい」と決意した。