沖縄市の安慶田中学校の生徒たちは12日、校内で収穫した新米「安慶田コシヒカリ1号」で作ったジューシーを老人会のメンバーに振る舞った。老人会のメンバーからは「安慶田コシヒカリ1号は最高にうまい」と笑みがあふれた。

安慶田コシヒカリ1号で作ったジューシーを頬ばる老人会のメンバー=12日、沖縄市・安慶田中学校

 校内で収穫した米や田芋を使った「ジューシー会」は今回で4回目。

 2年前に同中学校の地域コーディネーター、屋宜栄勝さん(75)がボランティアで校内に湿地帯を整備し、湧き水を利用して約250平方メートルの田畑を作った。同校の美化委員10人や特別学級の生徒らが湿地帯で稲や田芋を育てている。毎週木曜日には地域のボランティアのメンバーも参加し、手入れを手伝っている。

 老人会メンバーの宮里愛子さん(84)は「自分が作るジューシーに負けないくらいうまい。子どもたちの愛情が詰まっている」と笑顔だった。

 屋宜さんは「新米『安慶田コシヒカリ1号』は子どもたちが大事に育てた米。地域で子どもたちを支えて教育できる環境が整ってきた。今後も頑張っていきたい」と意気込んだ。