時間感覚のない真っ暗闇の中、余震のたびに、のしかかった梁(はり)がズシリと体に食い込む。 呼吸すると土壁のほこりがのどを刺激する。汗が噴き出し、思わず叫んだ。 「もうダメたい!」 4月14日夜、上村光之さん(74)は熊本県益城町惣領(そうりょう)のカラオケ教室で知人女性とレッスンを受けていた。