与那国町内の崎元酒造所(崎元初社長)が、町の「どぅなんファンド事業」を導入し特産の長命草(ボタンボウフウ)をブレンドした焼酎「長命草酒」(25度、720ミリリットル)を開発した。4千本を製造、与那国島と石垣島の空港やお土産品店などで限定販売を始め、出荷体制が整い次第、販売網を広げる。

 長命草は島で昔から食されている植物。約2年前から構想を練り始め、まろやかな風味で口当たりも良いのが特徴。好評で、島外からの問い合わせもあるという。

 「県外の婦人層などのシェアを狙った」と同酒造所の崎元俊男さん。特産品をいかそうと、原料の長命草は自家で栽培し、パッケージデザインも考案した。価格は税込みで、与那国では1本1300円、石垣市内は1500円。試飲した30代女性は「思ったより甘みがあり飲みやすい」と話していた。(金井瑠都通信員)