30日投開票の沖縄県知事選挙を前に沖縄タイムスが実施したウェブアンケート第2回のテーマは「観光」。レンタカーとの交通事故の経験を問う設問では、「ない」が最多の54・8%。一方で事故に「巻き込まれた」「巻き込まれそうになった」人は37・3%、「知人が巻き込まれた」人は7・9%だった。また「観光のおかげで生活が豊かになったと感じるか」との設問では、「はい」の21・2%に対して「いいえ」は54・8%と2倍以上だった。

 アンケートは8月29日から9月1日までの4日間、フェイスブックやツイッターなどのSNSで呼び掛けた。241人の回答者の9割が県内在住者で、本島から離島まで広く回答を得た。

◆観光客数は増えてほしい?

 2021年度までに沖縄を訪れる観光客を1200万人に増やす県の目標については、49・4%が賛成するなど観光産業の発展に期待を寄せる一方で、交通渋滞などを理由に現状維持を望む人が32・4%、減少を望む人も11・6%いた。

 賛成する意見は「県経済が活性化する」(40代男性・宜野湾市)などと経済効果を期待する声が目立った。現状維持や減少を望む意見は「交通渋滞や事故に巻き込まれたから」(20代男性・名護市)、「県内消費額を目標にするべき」(20代女性・与那原町)などがあった。

 那覇市の平良聡美さん(47)は、「人口密度は沖縄らしくゆったりしててほしい」と渋滞や人混みに難色。今後は「観光客の満足度向上を目指してほしい」と願った。

◆観光の仕事したい?

 アンケート中「観光関連の仕事をしようと考えたことはあるか」との設問は、「ない」が51・5%。「ある」は32・8%、「実際に働いている」は15・8%だった。

 浦添市の男性(43)は、「観光客数が伸びても労働者の給与は低いまま」と指摘。「リーディング産業にするなら待遇も県内トップ、もしくは本土水準にする目標を掲げて」と求めた。