「不安なこと、望むこと。自分の一票を大事に使いたい」。夏の参院選から投票できる年齢が18歳に引き下げられるのを受け、沖縄国際大学1年の高畠夕稀さん(18)と沖縄大学1年の玉元花菜さん(20)は「同世代が考えていることを意見交換したい。政治って難しいけど、候補者に分からないことも聞きたい」と参院選候補者の討論会を6月中旬に企画、今月21日に開くワークショップの参加者を募集している。

「自分の一票を大事に使いたい」と選挙のイベントを企画している沖縄国際大1年の高畠夕稀さん=12日、沖縄タイムス社

 「学費や奨学金、ブラックバイトなど、政治家はどう考えているのか。私たちの考えを直接、候補者に訴えたい」。高畠さんは12日に沖縄タイムスを訪れ、企画の趣旨を語った。

 香川県出身。現在は宜野湾市に住み、奨学金をもらって勉学に励む。沖縄の大学に進学したのは「差別問題」を学ぶため。高校時代、ニュースで名護市辺野古の新基地建設問題を知り、安保法など社会の動きに興味を持ち、何か行動したいと考えたという。

 沖縄で感じるのは、想像以上だった米軍機の騒音。「地元では飛行機はめったに飛ばず、空を横切る米粒ほどの飛行機を見て喜んだ。でも沖縄は違う。騒音をたてて米軍機が飛ぶ異常な状態がある」と話す。

 沖縄の現状を知りたいと辺野古にも通う高畠さんは、同じ思いを持つ玉元さんと一緒にチラシを作り、各大学などで配布。夏の参院選は「若者の、若者による、若者のための選挙でもある」として、1カ月前からSNSで知り合った同世代、宜野湾市在住の主婦らに自身の思いを伝え、賛同の輪を広げている。

 ワークショップは21日午後2時45分から沖国大5号館で。参加費無料。高校生から25歳までの参加者を募集し、学習環境や就職、社会保障や安保問題、憲法改正などさまざまなテーマを考える。

 問い合わせはメール、wakamono.senkyo@gmail.com。詳細はインターネットで「18歳だよ!!全員集合!!」を検索。