OPA(オーパ、千葉市)の奥田晴彦社長は12日、那覇市泉崎に建設中の複合施設「カフーナ旭橋A街地区」に入る那覇オーパを10月13日に開業すると発表した。ファッションや雑貨、飲食を中心に沖縄初出店を含む約50店が入居。建物は国道58号に面し、那覇バスターミナルも併設。モノレール駅も隣接する交通の要所となり、地元客だけでなく観光客も取り込んで、年間300万人の来店を目指す。

売り場面積5200平方メートルに約50店が出店予定の那覇OPAの店内イメージ(OPA提供)

那覇オーパ店舗一覧

那覇OPAの概要を発表した(右から)那覇オーパの比嘉隆浩館長、OPAの奥田晴彦社長、山﨑満寿専務=12日、那覇市・県市町村自治会館

売り場面積5200平方メートルに約50店が出店予定の那覇OPAの店内イメージ(OPA提供) 那覇オーパ店舗一覧 那覇OPAの概要を発表した(右から)那覇オーパの比嘉隆浩館長、OPAの奥田晴彦社長、山﨑満寿専務=12日、那覇市・県市町村自治会館

 複合施設は地上11階、地下2階建て。那覇オーパは2、3階部分で売り場面積は5200平方メートルとなる。

 「食と飾をテーマに快適なアーバンライフスタイルを提案する」としており、飲食や服飾、雑貨の店舗を中心に集めた。全国的に人気のファッションブランド「ミラオーウェン」や「ジェラートピケ」など、沖縄初出店は25店。「やんばるジェラート」などの県内企業は14店の入居が決まっている。

 那覇市内で会見した奥田社長は、人口と観光客が増えている沖縄の市場性を評価。「県内企業などと共に沖縄独自のファッションを掘り起こし、世界ブランドも発信していきたい」と意気込んだ。

 小売業や飲食業の参入が相次ぐ競争環境については「特色あるテナントをそろえており、他社と差別化できると思う。今後もトレンドに合わせて独自性を発揮していく」と述べた。

 りゅうぎん総合研究所の久高豊専務は「交通の利便性が高い地域での商業施設の開業は、レンタカーだけに頼らない新たな観光メニューを提案できる可能性がある」と説明。「キャッシュレス化や交通網整備などで、モノレールやバスがさらに利用しやすい環境をつくれば、渋滞緩和にもつながるだろう」とした。

 県内景気が好調の中での開業は「観光客も含めて新たな需要を創出していけるのではないか」と見通した。

 那覇オーパは1984年に那覇市松尾の国際通り沿いにフェスティバルの店名で開業。96年に那覇オーパに店名を変更し、13年まで営業していた。