上海から大型クルーズ船に乗り、ワシントン条約で国際取引が規制されているカメ8匹を密輸しようとしたとして、那覇海上保安部は12日までに、いずれも中国籍で、自営業の男(35)と自動車修理業の男(23)の両容疑者を関税法違反(無許可輸入未遂)などの疑いで逮捕したと発表した。認否については捜査に影響するとして明らかにしていない。

密輸入が発覚したミナミイシガメ(沖縄地区税関提供)

 沖縄地区税関は同日、同違反の疑いで那覇地検に告発した。大型クルーズ船を利用した、ワシントン条約に該当する動植物の密輸事件の摘発は県内では初めてという。

 両容疑者が那覇新港ふ頭に到着した際の税関検査で発覚した。沖縄地区税関などによると、カメはミナミイシガメ7匹とモエギハコガメ1匹だった。