第11管区海上保安本部と沖縄地区税関が、那覇港那覇ふ頭に停泊中のマレーシア船籍のヨットから、覚醒剤約600キロを押収していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。押収された覚醒剤の末端価格は400億円以上とみられ、一度に押収される量では国内最大級。乗組員らは別事件で逮捕されており、県警含め関係機関が全容解明を進めている。

 捜査関係者によると、ヨットに乗船していた台湾人乗組員6人は、台湾から石垣島経由で那覇ふ頭に入港。税関の検査で麻薬のケタミンを所持していたとして11日、麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕されていた。

 関係者によると、6人中3人は容疑を認めており、ほかは否認している。11管は、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの容疑を視野に再逮捕する方針。台湾人船長は容疑については否認しているという。