石垣市教育委員会(石垣安志教育長)は17日、尖閣諸島に関する戦前戦後の地元紙などを収集したデータベースを市のホームページで公開した。1898年7月~2011年3月の記事1221件のほか、明治の官報なども閲覧できる。同日の記者発表で中山義隆市長は「大変貴重。ぜひ活用し、尖閣諸島が石垣市の行政区域で、わが国の領土だという歴史的流れを見てほしい」と話した。

石垣市のHPで公開した「尖閣関連情報(新聞等)データベース」を紹介する市史編集課の浦崎英秀課長(左)ら=17日、石垣市役所

 同市は尖閣諸島に関連する書籍などを市立図書館が収集しているが、新聞記事などのデータベース化は初めて。総事業費429万5千円で、国の一括交付金を活用。これまでの動向を時系列的に見ることができるようにと、13~15年度の3年間の事業で取り組んできた。

 市史編集課が保管する八重山毎日新聞や八重山日報などの地元紙をはじめ、戦前戦後の沖縄県内11社の記事を収集。尖閣諸島の開墾者を募る広告や土地台帳などもあり、日付や内容などキーワードで検索できる。

 中山市長は「個人的に研究されている方々にもぜひ活用していただき、さらに研究を進めてほしい」。石垣教育長は「先生方も何かと検索して授業に使われるのでは」と期待した。公開は市史編集課のホームページで。URLは、http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/100000/100500/senkaku/