【嘉手納】嘉手納町出身の俳優・沖渡崇史(おきと・たかし)さん(37)の主演映画「愛の小さな歴史」上映会が22日、かでな文化センターで開かれる。読谷高校3年生だった20年前に初めて舞台に立った原点の地。映画のテーマである「大切な人」へ子どもたちが寄せたメッセージ動画の上映もあり、町内を中心に10店舗によるグルメフェスタもある。沖渡さんの凱旋(がいせん)に合わせ町活性化のイベントとして輪が広がった。

「多くの方に嘉手納町に来てもらい、家族や大切な人を再認識する場にしてほしい」と話す沖渡崇史さん(右)と実行委員会ディレクターの喜本てつ子さん=17日午後、嘉手納町役場

 慰霊の日を前に、沖縄戦を題材にした高校3年生の初舞台で、恥ずかしさを乗り越えて達成感を得たことが、役者人生の原点となった。今は東京を拠点に俳優やモデルとして活躍する。

 「愛の-」は2014年の東京国際映画祭の話題作。15年8月には那覇市の桜坂劇場で上映された。沖渡さんは「生まれ育った場所で、皆さんが町をあげて楽しみにしてくれている」と胸を躍らせる。フェスタは正午から午後2時。上映会は午後2時半からで前売り1千円、当日1300円。

 問い合わせは実行委員会、電話050(3736)9369。