30日投開票の沖縄県知事選で、14日から始まった期日前投票者数が前回2014年知事選と比べ倍増している。16日までの3日間で、11市の総数は1万4628人で、前回同期比で約1・96倍に上っている。市の中で最多は那覇市の3327人で、前回の3・39倍に上っている。最も増加率が高いのは沖縄市の3・95倍で、既に2107人が投票を済ませた。

選挙ポスター

 昨年10月の衆院選では、台風接近に伴い県選管が積極的な期日前投票を呼び掛けた結果、12万4899人と14年衆院選から倍増した。県選管は今回の知事選でも増加している要因を「前回衆院選で期日前投票が周知されたからではないか」と推測している。

 一方、立候補している佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と、「オール沖縄」勢力が推す玉城デニー氏(58)両選対が支持者らに積極的な期日前投票を呼び掛けていることも要因の一つとみられる。

 前回知事選では、選挙人名簿登録者数に占める期日前投票の割合が17・81%に上った。選挙結果にも大きく影響するだけに、両陣営とも、さらに期日前投票の実施を呼び掛ける考えだ。

14年知事選の期日前投票者数は19万7324人で10年知事選を5万6600人上回り、03年の同制度導入後、過去最高を記録した。(知事選取材班)