【石垣】市街地から富崎へ向かう途中の舟蔵地域に咲き誇るヒマワリが、人々の目を楽しませている。郷土料理の老舗「舟蔵の里」駐車場前に広がる敷地には14日、黄色に輝く花々が東を向いて一気に開花していた。

見ごろを迎え、畑一面を黄色に染めるヒマワリ=石垣市

 芝浦工業大学の学生らによる「石垣島を元気にするプロジェクト」の成果。地元NPO法人石西礁湖サンゴ礁基金の協力を得て、サトウキビ収穫後の土地を雨にさらさないことで赤土流出を抑える取り組み。2月28日のサンゴウィークイベントで、子どもたちに紙芝居でサンゴの大切さを紹介し一緒に種子をまいた。

 見事な光景は、赤土流出を防ぎ八重山の海のサンゴを守るための景観でもある。緑肥として活用する農家が育てたヒマワリ畑は観光の観点からも見応え十分。農家の環境へ向けた配慮を物語る景観としてもアピールできそうだ。

 都会の大学生が島のサンゴを守ろうと動き、農家も協力。島の子どもへの環境教育の視点からも元気が出る光景だ。(奥沢秀一通信員)