沖縄県高校総合体育大会の先行開催競技となる水球が22日、那覇市の奥武山プールで行われた。3校のリーグ戦で争い、最終戦で那覇西が那覇商業を25-4で破り、2戦全勝で2連覇を果たした。那覇西、那覇商業の2チームは、7月に大分県である九州大会の出場権を得た。

那覇西-那覇商 第2ピリオド、那覇西の砂邊利貴が11点目のゴールを決める=奥武山プール(長崎健一撮影)

■堅守速攻 光る新戦力

 「全国ベスト4」を目標に掲げる那覇西が、圧倒的な強さで2連覇を成し遂げた。

 チームが課題にする試合の立ち上がりだが、最終戦ではスムーズにボールをつなぎ、開始早々に先制。得点を重ね、第1ピリオドだけで6-0とし、主導権を握った。前方への正確なパスやスピードを上げたカウンターなどで相手を揺さぶって次々と点を挙げ、モットーとする「堅守速攻」を実行した。

 攻撃では、1年の砂邊利貴の活躍が光った。160センチと小柄だが視野が広く、前線へのパス供給などで試合を組み立てていく能力を永井敦監督は評価する。小学1年で競技を始め、中学では沖縄フリッパーズの一員として全国準優勝の実績がある。

 最終戦で、チーム最高の5得点を挙げた砂邊は「チームにすぐに溶け込めた。素早くパスを出す判断力を高め、相手のマークを外す技術を磨きたい」と語った。

 部員12人中、砂邊を含めた半数が1年生。全国を目指し、新戦力がチームを引っ張る。(新垣亮)