中国唐代の文筆家で「茶の祖」とされる陸羽の宮廷茶道を再現しようと、中国茶道陸羽の会(赤嶺文弥乃主宰)は22日、那覇市内のホテルで「唐・宗時代の宮廷茶道の再現」を開催した。約230人が参加した。

復元した茶葉や茶器を前に、お点前を披露する棚橋篁峰さん(右)=22日、那覇市・ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 中国茶文化の研究者で、2005年に世界初となる陸羽提唱の、宮廷茶道再現に成功した棚橋篁峰さんによる講演があった。棚橋さんは「唐代の茶は苦みを取る工夫がなされた」と解説。「塩、茶葉、水の分量が重要である」と強調した。司会進行の狩俣倫太郎さんは「見た目より苦くなく、とてもマイルド」と感想を述べた。

 他に、中国茶道普及の活動を続ける孫亮さんによる宗時代の宮廷茶道の再現や、中国茶文化国際交流会ドイツ会のゲ・ハートさんが現代の茶道について実演を交えて講話した。王鵬さんによる優雅な古琴演奏も披露された。