7月の参院選挙から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられるのに合わせ、那覇市選挙管理委員会が沖縄大学(那覇市国場)に期日前投票所を設置することが25日分かった。若者の投票率や主権者意識を高めることが目的。大学構内への期日前投票所の設置は県内で初めて。今回は試験的な設置との位置付けで、期間は学生の多い平日の1日間とする方向で調整している。

 沖大の学生数は2千人余りで、市内の大学では最も多い。市内在住の学生のほか、近隣住民の利用も見込んでいる。

 市選管によると、前回(2013年)の参院選で20代の投票率(当日のみ)は約42%で、全体の投票率より約16ポイント低かった。若者対策を検討していたところ、沖大側が設置に協力した。

 市内では、これまで5カ所に期日前投票所が設置されている。その一つである真和志支所は市国場や仲井真からやや遠く、沖大への設置で利便性が高まるという。沖大の仲地博学長は「若者の投票率向上は大きな課題。選挙に関心を持つきっかけになれば」と話している。(社会部・鈴木実)