被害女性の公開捜査開始から5日後、女性の母親に会った。あまりに憔悴(しょうすい)しきった姿に、質問を続けられなかった。「地元紙として全力で情報提供を呼び掛けたい」と約束した。

27日、本紙紙面

 2日後、県警が米軍属の男を死体遺棄容疑で緊急逮捕した。会見場のうるま署へ向かう道中、母親の無念さを思うとやりきれなかった。会見でペンを持つ手にも力が入らなかった。

 取材にも口が重いベテラン刑事が「これほど凄惨(せいさん)な事件は見たことがない」と言葉を詰まらせ涙した。事件の真相は明らかになっていないが、日々の取材から容疑者の残忍な犯行形態が浮き彫りになる。考えただけで、おぞましい。事件の全容解明を強く願う。(社会部・山城響)