祭壇に飾られた写真の彼女は、ピンクのドレスを着てほほ笑んでいた。

26日、本紙紙面

 元海兵隊員の軍属による遺体遺棄事件で亡くなった女性の告別式。両親が目を真っ赤にしてうなだれ、友人が泣き崩れる姿を直視できなかった。

 やさしくて周囲に慕われる、そんな人だったという。式終了後、同級生が語り合っていた。彼女が好きだった近所のパン屋の話。体育の授業でバスケが下手だった話。思い出が次々とあふれた。

 遺体が発見された恩納村内の雑木林は、亜熱帯樹林がうっそうと生い茂り、人通りもほとんどない。どれだけ怖くて、苦しい思いをしたのだろうか。同世代の女性として、あなたを守れなかったことが、本当に悔しい。(北部報道部・西江千尋)

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 米軍属による遺体遺棄事件を巡る取材で、本紙記者が何を思い、感じたのかを伝えます。