座間味島近くの海で27日夜、サンゴの産卵が確認された。同海域でのサンゴの産卵は、ことし初めてとみられる。ウスエダミドリイシやハナガサミドリイシ、ユビエダミドリイシの仲間などが産卵。赤い卵が海中へ放たれ、翌28日朝には座間味村の阿真ビーチの波打ち際を赤く染めた。

座間味島近海のダイビングポイント「ウルノサチ」で観測されたサンゴの産卵=27日午後11時すぎ、座間味村(宮崎俊孝さん提供)

 20年以上前から座間味島近海でサンゴの産卵を確認している「てぃーだマリン」(座間味村)の宮崎俊孝さん(50)は「阿真ビーチへの卵の漂着は初めて。風向きと潮流がたまたま影響した珍しい光景」と説明する。

 宮崎さんによると、27日の産卵は全体の1割以下といい、ことしは6月17日から25日にかけても産卵が見られる可能性が大きいという。「自然のサンゴを保護することが重要。産卵も多くの人に知ってほしい」と話した。