【ウォード麗奈通信員】ロンドン市内にあるコンベンションセンター「オリンピア・ロンドン」でこのほど、英国最大規模の旅行見本市「デスティネーションズ」が開催された。世界70カ国以上から、500以上のブースが並ぶ中、沖縄から沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が出展した。

沖縄観光をアピールしたOCVBの職員ら=ロンドン

 4日間の期間中、初日には泡盛と琉球王朝伝統の銘菓を製造・販売する謝花きっぱん店の「冬瓜漬け」の試飲や試食会が行われ人気を博したほか、最終日はロンドン沖縄三線会による「安里屋ユンタ」、「ヒヤミカチ節」などの歌、三線、踊りが披露された。 

 泡盛、冬瓜漬けを沖縄から直接取り寄せ、現地の手配、アレンジなどをこなしたウチナー民間大使の森田恵美子さんは3日間、手伝い「ブースに訪れた人々は高齢者が多く、沖縄のことを知っている人もいた。気候や飛行時間、訪れるのによい季節はいつかなど、具体的なことを聞かれた」と語った。

 沖縄観光コンベンションビューローの石川晴菜さんは、イギリス人の訪日理由は「桜」「食」「日本文化」を楽しむこととはっきりしており、沖縄を「ビーチリゾート」とアピールしても興味を示してもらえなかったとし「沖縄に興味を示したのは歴史、文化、長寿について説明したとき。今後のイギリス市場においては、これらの需要を強調したプロモーションを図っていく必要があると感じた」と話していた。