【東京】東京沖縄県人会の第58回総会が29日、東京都の日本教育会館で開かれ、本年度の活動スローガンを「会員の明るい輪、楽しい和、交流の環」に決定。2020年の東京オリンピックの正式種目として空手を採用するよう求め、沖縄での開催を関係機関に要請することを確認した。

琉球舞踊などが披露された東京沖縄県人会=29日、東京都・日本教育会館

 同会は1956年9月に浅草公会堂で結成され、ことしで創立60周年を迎える。記念事業として機関誌「おきなわの声」の95年~15年の縮刷版CDを発行するほか、琉球芸能の普及と発展につなげることを目的に「沖縄芸能フェスティバル」を11月に開催する。

 また女性会員の入会促進を図り、活力を取り込むことで組織の活性化につなげようと女性部を新設することも決定。県人会の強化と財政基盤の安定を目指す。

 渡久山長輝名誉会長は「プライス勧告の反対闘争の中で結成され、現在はオスプレイ配備や米軍関係者の事件など問題が絶えない。県人会の60年には反基地・人権闘争が濃厚にあり、ほかの県人会とは違う」と振り返った。

 仲松健雄会長は「将来は沖縄会館を建設したい。財政基盤の確立や資金集めなどの手順をとる必要がある。東京オリンピックのころを目指したい」と夢を語った。