【金武】金武町の米軍キャンプ・ハンセン内の消防訓練施設で30日、オスプレイの模型が確認された。内部で火を起こし、墜落事故などに備えた消火訓練をするものとみられる。オスプレイの危険性に対する県民の懸念が根強い中、米軍自身が事故を想定していることは波紋を呼びそうだ。

キャンプ・ハンセンの消防訓練施設内に置かれたオスプレイの模型=30日

 模型は金属製で、目測で全長10メートル以下。約17メートルの実物よりも一回り小さいが、固定翼の先に可動式のプロペラが付くなど、特徴が再現されている。これまでの消火訓練では固定翼機の模型が使われていた。

 実物を確認した県平和委員会の大久保康裕事務局長は「日米両政府はオスプレイの安全性を強調するが、現場は事故に備えざるを得ない。施設は地元消防もよく利用しており、米軍の事故対応に組み込まれることも懸念される」と話した。