【東京】中谷元・防衛相は31日の会見で、県議会が自民会派などが退席した上で、在沖海兵隊の撤退などを求めた決議を全会一致で可決したことについて「日米安保条約に基づく、在日米軍の基地などを通じて、わが国の防衛体制、安全保障が維持されているという考えを持っている」と撤退については否定し、「県民から信頼を得られるように努力している」と述べた。

中谷防衛相

 中谷防衛相は、3日からシンガポールで開かれるアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で、カーター米国防長官と会談する予定と発表した。米側に改めて再発防止を求めるほか、在日米軍再編などについて意見交換する。

 沖縄の負担軽減策として「グアム移転や(オスプレイの)本土への訓練移転なども含めて、統合計画による基地の縮小はまだ途中段階。より迅速に進んでいくように協議したい」と答えた。