名護市安部沖の大浦湾で20日夜、造礁サンゴの一種「オヤユビミドリイシ」の産卵が確認された。ダイビングチーム・レインボー(牧志治代表)が撮影した。満月の下、水深約7~8メートルに長さ約500メートルにわたって広がるサンゴから一斉にピンク色の卵が放出された。

丸いピンク色の卵を放出するオヤユビミドリイシ=20日午後8時半すぎ、名護市の大浦湾(ダイビングチーム・レインボー提供)

 大浦湾でのサンゴ産卵を初めて目撃したという牧志代表は「元米兵暴行殺人事件で命が失われ、沖縄で怒りが湧き上がっている時期だが、辺野古新基地建設で埋め立てられるとサンゴも失われてしまう」とし、「新基地反対の運動は、生き物の命を守る闘いでもある」と話した。