沖縄労働局(待鳥浩二局長)に寄せられた2015年度の個別労働紛争の相談で、「いじめ・嫌がらせ(パワーハラスメント含む)」関連の相談が537件(前年度比33件増)と「個別労働紛争制度」が施行された01年10月以来過去最多となった。「いじめ・嫌がらせ」の相談件数は6年連続増加している。

いじめ・嫌がらせの相談件数の推移

 労働局が21日発表した15年度の法務関係の相談を加えた総合労働相談件数は8241件と前年度より減少。個別労働紛争相談2496件のうち、労働者と事業者など当事者間に第三者が介入し、双方の主張を確認・調整をし、自主的な解決を図る「あっせん申請受理件数」が68件(前年度比1件増)となった。

 労働局の担当者は「いじめ・嫌がらせ」の相談件数が過去最多を記録したことについて、「ニュースで社会的な問題として取り上げられたことで、行政機関にもパワハラの相談ができると労働者に周知されたのでは」と分析。「一人で抱え込まずに相談してほしい」と呼び掛けている。

 総合労働相談コーナー、電話098(868)6060。