体長140センチの大きなアオウミガメが17日、沖縄県渡名喜村の渡名喜漁港の消波ブロックに挟まり身動きが取れない状態で見つかり、村民の通報で駆け付けた村役場職員や工事作業員らによって救出された。

身動き取れないところを救出され、海へと向かうアオウミガメ=17日、渡名喜漁港

 産卵場所を求めて迷い込んだとみられる。狭い場所のため大人4人がかりでも持ち上げられず、漁港内で工事中の作業員に助けを求め、重機で砂浜へと運ばれた。

 カメはゆっくりと海に帰っていった。救出した地域おこし協力隊の笹口真利衣さん(29)は「身動きできずに、段々弱っていくカメが心配だった。海に帰ったので、この先も頑張ってほしい」と喜んだ。

 島の周辺には、多くのカメが生息、5月にも産卵にきたカメが、自分で掘った穴に埋もれたところを救出されている。(徳元康志通信員)