22日に公示された参院選の比例代表には沖縄県出身の新人4人が自民党、共産党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党からそれぞれ公認を受けて届け出。東京や県内で第一声を上げて支持を訴えた。

集まった支持者らに手をふってこたえる今井絵理子氏=22日、東京・有楽町マリオン

真栄里保氏

儀武剛氏

手登根安則氏

集まった支持者らに手をふってこたえる今井絵理子氏=22日、東京・有楽町マリオン 真栄里保氏 儀武剛氏 手登根安則氏

<今井絵理子氏>希望持ち進む社会に

 自民党比例代表候補でアイドルグループ「SPEED」メンバーの今井絵理子氏(32)は東京・有楽町マリオン前で出発式を開いた。聴覚障害がある11歳の息子との生活に触れながら「全ての人が笑顔で過ごせる社会をつくりたい」と政治を志す理由を、手話を交え語った。「どんな環境に生まれても未来を恐れず生きていける、希望をなくさず力強く前に進める社会を目指したい」と支持を求めた。

<真栄里保氏>民主主義取り戻そう

 共産党公認で新人の真栄里保氏(59)は22日夕、那覇市の県庁前で有権者に第一声を発した。今選挙の意義を「憲法改悪を許さず、政治でも経済でも民主主義を取り戻し、沖縄への新基地建設を許さない県民の明確な意思を示す選挙だ」と訴えた。景気回復を主張する政権を「アベノミクスに恩恵を感じない国民が圧倒的多数で、富裕層や大企業との格差が広がっている」と批判した。

<儀武剛氏>県民所得のアップへ

 おおさか維新公認で前金武町長の儀武剛氏(54)は22日夕、那覇市牧志の選対本部で支援者らの前で第一声を上げた。今回の参院選を「最大のチャレンジだ」と意気込んだ。党の掲げる「教育無償化」や「政治家が身を切る改革」などに加え、「一番にウチナーに住む皆さんの所得アップをしていきたい」と強調。「沖縄に生まれてきて良かったと思える地域社会をつくっていきたい」と訴えた。

<手登根安則氏>防災救難の専門家を 

 【東京】日本のこころを大切にする党比例代表候補の手登根安則氏(52)は22日、東京・銀座での演説会で、「沖縄は人の命を奪う島だとやゆしてきた人たちに対し、沖縄は人の命を救う島だと言いたい」と訴えた。米軍普天間飛行場の跡地に国際救難センターを、県内に国立防災大学を創設することを政策に掲げた。防災や減災、救難のスペシャリストを育て全国に送り出す考えだ。