石垣市新川公園で18日、センダンやデイゴの木に複数のリュウキュウクマゼミが鳴いているのが確認された。1匹が羽を開き、体を震わせながら激しくシンシンシンと鳴けば、周囲も鳴き始め、独特の大合唱となった。

 例年6月上旬に鳴くリュウキュウクマゼミだが、今年は違った。中旬ごろにようやく鳴き声は聞けたが数が少なく、周囲に鳴く仲間がいないとなると、すぐに鳴き止んでいた。

 石垣は年始め、日照不足傾向だった。3月も寒さが影響したのか、例年下旬に鳴くイワサキクサゼミも今年は10日ほど遅れて姿を表した。デイゴの開花も遅く、生物暦は1月下旬以降が全体的に遅れがちの様相だ。

 リュウキュウクマゼミも例年より1週間ほど遅れ今月14日ごろ鳴いたが、大合唱までは時間を要した。(奥沢秀一通信員)