【仲地清通信員】台湾市観光局主催の台北国際観光博覧会が5月20日から23日まで台北市内の国際貿易センターで開かれ、台湾や韓国など国内外の観光業者がそれぞれの商品をPRした。台湾では海外観光がブームで、昨年は約28万人が訪れた最大の観光博覧会。沖縄行きも人気の商品で、工夫を凝らし宣伝合戦を繰り広げた。台北市内で毎日発行される情報紙「都会風情」によると、沖縄、香港、ソウル、上海が人気のスポットだという。

法被姿で沖縄を宣伝する台湾の業者=台北市

 観光博覧会では特に沖縄行きの宣伝合戦が目立ち、各業者とも「近い日本。安い費用」を宣伝フレーズに、飛行機とクルーズ船利用に分かれてPR。

 飛行機ブースは「陽光沖縄(琉球文化王国村、やんばる亜熱帯の森)」「沖縄超激安-国際道自由行」「小資本沖縄4日」「恋恋沖縄4日」などさまざまなポスターでアピール。沖縄にも支店のある大榮旅遊集団は、「沖縄」の文字が入った法被を着て印象づけた。同社日本担当の黄靖文さんは「近い日本が魅力。ホテルも安く、台湾にも似ていて気軽に楽しめる」と魅力を語った。

 一方、クルーズで行く沖縄コーナーは、家族連れや友人同士でにぎわった。台湾北方の基隆港から出港し与那国海域を回る「回遊3日間」や「石垣島寄港3日間」「宮古-那覇寄港4日間」など台湾と沖縄を結ぶ豪華クルーズが売りで、1隻の定員は約1500人。

 香港に本社がある麗星郵輪「スタークルーズ」の誘客を扱う上順旅遊の林鈺茹さんもすでに石垣観光を数回体験済みで「武富島と川平湾の風景が好き。海がきれいで食事もおいしい」と宣伝に熱が入っていた。