沖縄署は26日、沖縄市桃原の県道33号で酒気を帯びた状態で車を運転したとして、米軍嘉手納基地所属の軍属の男(24)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。同署によると、容疑者の呼気から基準値の約4倍のアルコールが検出された。調べに対して「前日に酒を飲んで、酒は残っていない」と容疑を否認しているという。

米空軍所属の軍属が運転していた車=26日午後3時33分、沖縄署

 同署によると、26日午前4時28分ごろ、容疑者が運転する普通乗用車が、沖縄市桃原の交差点を海邦町向けに直進していたところ、北向けに走行していた60代の日本人男性の軽自動車と出合い頭に衝突した。容疑者の進行方向の信号は赤の点滅信号だったという。事故の目撃者から110番通報があり、駆けつけた警察官の調べで発覚したという。男性は軽傷で出血はなかった。

 容疑者は「前日の夕方ごろ、(沖縄市の)自宅でワインを飲んだ」と話しており、知人宅に向かう途中で事故を起こしたという。

 同署は当初、容疑者の性別を本人の供述と米軍側への照会で女性と発表していたが、米軍側から訂正があり、男性に発表し直した。

 在沖米軍は、元米海兵隊員の軍属が逮捕された女性暴行殺害事件を受けた綱紀粛正策として、沖縄に住む全軍人に基地や自宅の外での飲酒を禁止し、午前0時までの帰宅を義務付け、軍属にも強く順守を求めていた。

 当初は5月27日~6月24日までを「服喪期間」とした規制措置だったが、28日までに延長していた。今月4日にも米兵が飲酒運転で男女2人にけがを負わせる事故を起こし起訴されている。