創立55周年を迎えた演劇集団「創造」の記念公演「タンメーたちの春」(創造・うるま市教委主催、沖縄タイムス社共催)が26日、うるま市民芸術劇場で始まった。5人の仲良し老人グループがしまくとぅばで繰り広げる喜劇に、会場は笑いで包まれた。

時空を飛び越えてドタバタを繰り広げる5人組を描いた「タンメーたちの春」=26日午後、うるま市民芸術劇場

 いつも公園の一角でおしゃべりしている5人は時空を飛び越えて戦後沖縄のさまざまな場面に遭遇する。

 ベトナム戦争中には遺体洗いのアルバイトにいそしみ、別の局面では米軍ヘリを窃盗。老人たちは、はちゃめちゃな行動を起こしながら沖縄の不条理を笑いで表現した。

 会場には字幕表示板も設けられ、子どもから高齢者までコミカルな動きとせりふに手をたたいて笑っていた。

 次回公演は7月2日午後1時から、国立劇場おきなわ。前売り一般3千円(完売)。問い合わせは演劇集団「創造」、電話090(2392)0804。