道路に迷い込んだアオウミガメの救出劇が20日、沖縄県渡嘉敷(とかしき)島で繰り広げられた。アオウミガメは産卵期を迎えている。発見したのは與那嶺雅晴さん(65)。20日午後9時半ごろ、夜釣りを楽しんだ帰りに村道で、アオウミガメを見つけた。

救出されたアオウミガメ=20日、渡嘉敷村(新垣一史さん提供)

 すぐに息子の悟さんに連絡し、その友人らが現場に駆けつけ、5人がかりでブルーシートに包み運搬用のパレットに乗せてフォークリフトで持ち上げた。近くにある遊漁船用のスロープまで運び、慎重に降ろして無事、海に返した。

 與那嶺さんは「めったに見ない大きさ。120キロはあったと思う」と驚いた様子。「この近辺によく釣りに来るが、カメの産卵は聞いたことがない」と不思議がる一方、「足に少しけがをしていたのが心配。いつか恩返しに来てくれることを期待している」と冗談交じりに笑った。(新垣聡通信員)