震災復興のシンボルにしてほしいと、那覇市の「協働によるまちづくり推進協議会」が、壺屋焼のシーサーを福島県いわき市へ贈る贈呈式が23日、いわき市内であった。

シーサーの贈呈を受けるいわき市の清水敏男市長。左は制作者の新垣光雄さん=23日、福島県いわき市

 シーサーは「てぃーだシーサー」と名付けられた壺屋焼の陶工・新垣光雄さんの作品。高さ1・6メートル、上を向き口を開けた勇ましい顔が特徴。新垣さんが那覇市の同協議会へ無償で託した。同協議会は募金を集め輸送から設置までの費用を賄った。

 シーサーを設置した「いわき芸術文化交流館アリオス」は震災時には多くの被災者の避難先になった場所。清水敏男いわき市長は「隣の双葉郡は今も避難生活を余儀なくされ、いわき市にも多くの方が生活している。このシーサーに市民も勇気づけられる」と歓迎した。 

 協議会の銘苅春雄会長は「これを契機に両市の『心の交流』も深めていきたい」と話した。