【崎原朝一通信員】沖縄角力愛好会主催の角力大会が9月22日、アルゼンチン沖縄県人連合会所属運動場うるま園で開かれた。女性選手も含めて24選手が参加。曇天で底冷えする状況で、なかなか決め技も出なかったが、試合が進むに連れて熱戦が展開され、盛り上がった。

 幼年組のほか、成人の取り組みは重量別、無差別で実施。

 遠くから貸し切りバスで駆け付けた志伊良道場をはじめ日の出道場、安田道場、西部日本人会、伊波=後仲門道場、新垣空(くう)道場など全て空手や柔道の道場から選手が出場した。

 日系人の参加も大会ごとに増えているが、大会ではまだ非日系人の力が勝る展開が多かった。

 東京の講道館で柔道を学び、沖縄で沖縄角力を修業した沖縄県系で40代の仲村渠リカルドさんの技も期待されたが、肩の故障で不参加に終わった。

 仲村渠さんは今年夏、講道館で故山元頼行師範に師事。夏季合宿では外国人100人と胸を合わせ、練習試合で体重100キロの相手に肩車で勝ち、皆をびっくりさせた。

 その後、来沖して与那原と金武の角力大会に出場したが、緊張していたせいか全敗。「柔道や角力の修行が沖縄タイムスに掲載されたので歓迎されたが、沖縄角力を学ぶところが探せず、いきなり試合に出た」と仲村渠さん。

 柔道の修行で肩を痛めたことも影響した。

 沖縄角力については、「空手と柔道がいっしょになった感じ」と難しさを感じ、残念そうな表情だった。