【うるま】伊計島大運動会(主催・伊計自治会、同実行委員会)が24日、旧伊計小中学校運動場であった。島の運動会は29年ぶり。島を活性化しようと島民や島出身者、島内で働く人たち約400人が一堂に会し、交流を深めた。

伝統のカンカラエイサーを演じる伊計島大運動会=うるま市与那城伊計・旧伊計小中学校

 1984年に大運動会を開いて以降、伊計小中学校の運動会で島関係者が集まるため、途絶えていたが、2012年3月に同校が宮城、平安座、浜比嘉3島の6校とともに市与那城平安座の彩橋小中学校へ統合。伊計島への関心が低くなることを心配した自治会などが島の発展を目指し、運動会を復活させた。

 当日は好天に恵まれ、保育園児からお年寄りまで幅広い世代が各種目に挑戦。戦後、島に伝わるカンカラエイサーでは、島外の人もパーランクー代わりに空き缶を抱えて参加し、島ゆかりの伊計離(いちはなり)節や伊計音頭も踊られた。

 同期生や職域、小中高生の対抗リレーでは声援で沸き、校歌ダンスや綱引きでは島の絆を確認した。

 彩橋小3年の上田美貴さん(8)は伊計小中の閉校時、唯一の小学1年生。「リレーで5回走った。彩橋での運動会も伊計での運動会もどっちも好き」と楽しそうだった。

 伊計小中同窓会長の玉城清さん(72)は「島に生まれて非常にうれしい。どこにも負けない島の結束力。団結力を実感した」と笑顔。玉城正則自治会長は「来年は5年に1回の豊年祭。今日の盛り上がりを次につなげたい」と意気込んだ。