【宜野湾】県内で活動する美容師やファッション、ジュエリーの若手デザイナーが12月7日、フィリピンの首都マニラで台風30号による被災地支援のため、チャリティーファッションイベントを打つ。イベントを無料にして会場などで支援金を募り、不足している薬剤を届ける考え。企画者の一人で母がフィリピン出身の美容師、サロンM+代表のミランダ健次さん(37)=北谷町=は「まずは1年間、被災者の支援を続けたい」と継続支援を目指している。

募金箱やイベントのチラシを手にする(左から)嘉数義成さん、ミランダさん、新里清明さん=宜野湾市喜友名・LEQUIO

 イベントを企画したのは、ミランダさんの仕事仲間で、LEQUIO代表のファッションデザイナー・嘉数義成さん(30)=沖縄市=と那覇市出身のジュエリーデザイナー、vivon代表の新里清明さん(29)ら4人。

 当初は、沖縄ファッションをフィリピンで発信しようと計画していたが、11月8日の台風被害で中止も検討。しかし、「被害に苦しむ今だからこそ現地で貢献したい」と開催を決めた。

 フィリピンでは首都マニラのインターコンチネンタルホテルで「rremix(リミックス)」と題したオール沖縄によるファッションショーを開催する。

 男性のスーツや女性のドレスなどフォーマルな服を中心に発表する。

 イベントは有料の場合も多いが、これを無料にして会場で支援金を募る予定。ほか、インターネットの交流サイト「フェイスブック」や県内の衣料品店、飲食店などで募金も呼び掛けている。

 ミランダさんは、台風被害後、フィリピン人で友人の医師から被害状況や薬剤が不足している情報を得ており、現地でも医師を通して支援物資を調達する考えだ。

 嘉数さんは「東日本大震災では多くの国に助けてもらった。次は僕らが援助する時だ」と決意。同時に「僕らの作品を知ってもらい、フィリピンの困っている人たちを助けたい」と意気込んだ。

 活動はフェイスブックの「rremix」で確認できる。問い合わせはレキオ・嘉数さん、電話098(893)5572。