八重山地区内で中学校公民教科書が一本化していない問題で、諸見里明県教育長が28日上京し、国から竹富町教育委員会へ是正要求を指示されている件について、結論を先延ばししている経緯を文部科学大臣政務官に説明する。

 27日に開かれた県教育委員会の勉強会後、新垣和歌子県教育委員長は「教育長を支えたい」と話した。

 県教育委員会は20日の定例会で「国と争うのは良くない」などの意見が出たことから不服申し立てを断念し、是正要求をした場合には「安定している教育環境が混乱する」「地域分権の流れに逆行する」などの疑問が続出し、意見がまとまらなかった。

 下村博文文部科学相が22日の記者会見で、「法律上の義務を速やかに果たすよう強く指導する。県教委が文科省に来てもらいたいと思っている」と述べていた。