大物釣り師であるYAESE釣友会の玉城正勝さん。地元八重瀬町にある港川漁港の河口は、冬場になると絶好の大物狙いのポイントとなる。南寄りの風が多い夏場は穏やかながら真正面から吹き付け、不思議と大型魚のアタリは少ない。しかし、沖に向け遠投する仕掛けが順風となる秋口(10月以降)からはアタリも多く、昨年はタマンやカースビーの3連続ヒットもあった一級ポイントだという。

17日、港川漁港で101センチ11・35キロのロウニンアジを釣ったYAESE釣友会の玉城正勝さん。竿GTR、リールはオクマ6000

16日、海中道路で1・73キロのシルイチャーを釣った新里一誠さん。餌木はヤマシタ製3号(ピンク)

23日、名護海岸で44センチ1・62キロのアーガイを釣った天久裕子さん

20日、浜比嘉島で52センチ2・86キロのマクブを釣った新田保則さん。餌はカニ

17日、港川漁港で101センチ11・35キロのロウニンアジを釣ったYAESE釣友会の玉城正勝さん。竿GTR、リールはオクマ6000 16日、海中道路で1・73キロのシルイチャーを釣った新里一誠さん。餌木はヤマシタ製3号(ピンク) 23日、名護海岸で44センチ1・62キロのアーガイを釣った天久裕子さん 20日、浜比嘉島で52センチ2・86キロのマクブを釣った新田保則さん。餌はカニ

 16日午後8時からポイント入り。実績のある冷凍ボラは、10~15センチの小型を切り身にすると決めている。アンカー式のピトンで固定したタマン用竿(さお)は3本並列させ、船道に向かって互いの仕掛けが交錯しないように丁寧に投げ込んだ。港内に高波が寄せるのを防ぐため沖に設置された防波堤でも穂先の光が確認できる。根がかりの多い場所なので餌のチェックも兼ねて多めの手返しを心がけたが、期待の朝マズメになっても反応はなかった。

 「今日はノーヒット」と納竿を決め込み、縁起の良い中央のアタリ竿を残す形で両サイドの竿を片付けたその時、アタリ竿に待望のヒット。激しく飛び出す道糸に手出しできないまま残り糸が限界に近づいた。意を決して反撃開始。10分近い時間をかけて寄せてきたのは101センチのロウニンアジ。早朝に現れたルアーマンにギャフ打ちをお願いして取り込んだ。

 「休日はお父さんと釣りに行くのが楽しみ」と話す与勝第二中学校3年生の新里一誠くん。16日にも伊計島の海岸で並んでフカセ釣り。午前7時から午後4時30分まで粘ってイラブチャーとエーグヮーを数釣った。夕マズメには海中道路でエギングと決めていたので、海の駅あやはし館近くの突堤に場所を取り、PE0・8号の道糸にピンクカラー3号の餌木を直結させた仕掛けを追い風に乗せて投げ込んだ。

 2投目、誘いをかけながら半分の量を巻き取った時にギィーとリールが高鳴りした。日没時間が迫る薄暗い中、時間をかけて足元まで寄せてきた。父がフカセ用のタモでキャッチしたのは1・73キロのシルイチャーだった。

(釣りPower・名嘉山博)