りゅうぎん総合研究所(池端透社長)とおきぎん経済研究所(出村郁雄社長)はそれぞれ29日までに10月の県内景況を発表した。りゅうぎんは、来年4月の消費増税前の駆け込み需要などで建設関連が好調な上、個人消費や観光関連が堅調に推移したことから「拡大の動きが強まる」と判断を5カ月ぶりに上方修正した。おきぎんは「拡大の動き強まる」と前月に引き上げた判断を据え置いた。

10月の県内景況結果

りゅうぎん総研

 【個人消費】スーパー売上高は前年同月を15カ月連続で上回った。例年より気温が高かったため、衣料品が減少したが、生鮮野菜の高騰などで食料品の売り上げが増加した。

 【建設関連】新設住宅着工戸数は17年ぶりに2千戸を突破。消費増税前の駆け込み需要で72・4%増と4カ月連続で伸びた。建築着工床面積も3カ月連続で上回った。

 【観光関連】主要ホテルの客室稼働率は12カ月連続で伸長。一方、客室単価が8カ月連続で減少し、宿泊収入は12カ月ぶりに下回った。売上高も5カ月ぶりに減少した。

おきぎん経済研

 【個人消費】百貨店売上高は食料品の売れ行きが好調で6カ月連続の増加。台風の影響や、気温が昨年より高かったこともあり、衣料品は下回った。

 【建設関連】公共工事請負金額は国や独立行政法人の発注があり、3カ月ぶりに増加した。生コン出荷量は8カ月ぶりの減少。公共工事向けが16・9%減少と引き下げた。

 【観光関連】入域観光客数は13カ月連続で上回った。国内客は台風の影響で13カ月ぶりに減少。外国客は航空路線の拡充などで3カ月連続で増加した。