【那覇】復帰時に市が米軍から引き継いだ16ミリフィルム294本がDVD化され、来年1月から市立図書館7館で貸し出しが始まる。戦後復興期の暮らしや空撮など、米軍が撮影した貴重な映像が含まれる。

復刻したDVDを手にする那覇市立中央図書館の上江洲寛主幹=11月28日、沖縄タイムス社

 フィルムは米軍が建設した文化施設、那覇琉米文化会館(現市立中央図書館・中央公民館)が収蔵していた。復帰時、日本政府が米軍から建物とともに買い取って市に無償で提供した。市教委が2012年度、一括交付金約6900万円を使って劣化したフィルムを洗浄し、復刻した。

 上江洲寛主幹は「科学的に進歩を遂げる米国の様子など占領政策に沿った映像も多いが、開学当初の琉球大学や都市化されていく那覇の様子など、興味深い映像がある」という。

 映像の一部は12月7日午後0時半から、パレット市民劇場で開かれる「なは教育の日」式典の開会前に披露される。問い合わせは中央図書館、電話098(917)3449。