嘉手納町教育委員会は1日、日本を代表するサックス奏者のMALTA(マルタ)さんを招いた「HIT&RUNスペシャル・ライブ」をかでな文化センターで開いた。嘉手納中学校吹奏楽部30人と同中卒業生でつくるカデナシンフォニックブラス・レモンの17人はマルタさんのヒット曲「ハイ・プレッシャー」を協演し、音の魅力を堪能した。

日本を代表するアルトサックス奏者のMALTAさん(左から3人目)と協演する嘉手納中吹奏楽部と同卒業生のシンフォニックブラス・レモン=嘉手納町・かでな文化センター

 学校の音楽鑑賞会で来県中のマルタさんと協演が実現、生徒らは公演直前のリハーサルで楽器別の指導を受けた。吹奏楽部長でホルン担当の高江洲楓さん(14)は「テンポをどんどん上げて舞台を盛り上げていく演奏方法を学んだ」と感謝した。

 本番の協演後、高江洲さんは「音量がとにかくすごくてとてもいい経験になった」と興奮を隠せない様子だった。

 シンフォニックブラス・レモン代表でトロンボーン奏者の大嶺千波さん(31)は「人生で二度とない舞台。本番で良い演奏ができて良かった」と笑みがこぼれた。

 マルタさんは「嘉手納のみんなの演奏は音楽が好きな人のサウンド。素晴らしかった」とたたえた。

 第2部はマルタさんとベース、ドラム、ピアノのカルテット編成で約2時間ライブ。オリジナル曲や名曲、シャンソンやボサノバなど15曲を演奏しながら、夢実現を目指した下積み時代などを軽妙な語り口で紹介した。