プロ野球DeNAから3位指名を受けた南城市玉城出身の嶺井博希さん(亜細亜大4年、捕手)が3日、母校・沖縄尚学高での教育実習を報道陣に公開した。

教育実習で生徒に声を掛けながら授業する嶺井博希さん=3日午後、那覇市・沖縄尚学高校

 先月、明治神宮大会で大学日本一に輝いた嶺井さん。今度は学業での目標・教員免許取得を実現するため、先月25日から2週間の予定で実習している。

 嶺井さんは、野球部監督の比嘉公也教諭の指導で、高校公民を教える。プロ野球の前に「先生」デビューを果たし「生徒と教師。異なる目線で物事を考えるいい機会」と話した。

 3日は、体育コースの3年生に日本国憲法の成り立ちなどを教えた。嶺井さんは、報道陣に囲まれ、緊張した表情。黒板の誤字を生徒に指摘され赤面する場面もあったが、生徒が質問に答えるたびに「ありがとう」と言葉をかけた。授業後は「生徒への目配りができた。力を十分発揮できたと思う」と笑った。

 嶺井さんは12日、球団と契約を交わし、来年1月に球団寮に入り、プロ野球生活をスタートさせる。