TPPに反対する労働者決起集会(主催・県第一次産業労連、JA沖縄労)が4日、那覇市の県民広場で開かれた。JAグループ沖縄やフード連合沖縄地区協議会、沖縄平和運動センターなど約20団体の約350人(主催者発表)が国際通りをデモ行進し、「TPPへの参加反対」「TPP交渉から即時撤退するべきだ」などと気勢を上げた。

ガンバロー三唱でTPP参加に抗議する集会参加者=4日、那覇市・県民広場

 集会ではTPP交渉からの即時脱退を求める集会決議案を可決。安倍晋三首相、林芳正農水相、岸田文雄外相、山本一太沖縄・北方担当相宛てに郵送するほか、自民党県連に提出する。

 主催者代表で県第一次産業労連の諸見里真次中央執行委員長は「TPPは農業だけでなく、国民皆保険制度の崩壊や食の安全性を脅かす。月内妥結を阻止し、TPP交渉から即時撤退するよう訴えよう」とあいさつした。

 JA沖縄中央会の仲田利美専務は、重要5項目を関税撤廃の対象から除外できないと判断した場合には脱退も辞さないとする衆参農林水産委員会決議を守るよう強調。「国会議員も政党も公約や口にしたことは最後まで守るべきだ。守れないなら最初から公約に掲げるべきでないし、言うべきでない」と訴えた。