前回に引き続き「エド流磯釣り格言」です。

《ひとつの釣り場百回!》

 「有名ポイントを釣り歩くより、自分が決めた地域の釣り座すべてから、繰り返し竿を出すことによってこそ釣技が磨かれる」

 麻雀をやったことがある方ならおわかりでしょうが、同じ「役」でも毎回毎回入ってくる牌は異なります。ひとつの手段にもかかわらず、その過程が千差万別なのです。

 磯釣り(堤防を含む)も同様で、ひとつの釣り座でも、季節による水温の変化、潮流の速度、風や波の強弱など、1年を通せば千差万別。1度や2度竿を出したからといって、その釣り座のポイントを理解できたとは言えないのが磯釣りの難しさなのです。

 「おれは○○からも竿を出したし、★★磯にも行った」

 名のある釣り座ばかりを追いかけている人は、いつまでたっても上達しません。

 ひとつの気に入ったエリアの釣り座何カ所かを、春夏秋冬、それぞれ条件の異なる状況下で繰り返し攻める。これにより、初めてその釣り座の持つ特性が理解できるようになるのです。

 エドのホームグラウンドは南伊豆「仲木」地区。ここに通いつめたことにより、日本全国どこの磯でも通用するテクニックを身につけました。

 「ひとつの釣り場百回!」

(芸能もやる磯釣り師)