【沖縄】旧暦11月1日の3日、市与儀の集落内で無病息災を祈る伝統儀式「シマカンカー」があった。住民11人が昔からある北側と東側の集落の入り口2カ所に、豚の皮を結んだ縄を飾って疫病が入らないように祈った。

無病息災を願い、集落の入り口で祈る住民たち=沖縄市与儀

 シマカンカーは各地でシマクサラシとも呼ばれる悪疫払いで、戦前から行われている。仲宗根昇自治会長によると、現在市内で同儀式をしているのは与儀だけだという。使用したしめ縄は沖縄こどもの国で育てた稲で、同園から提供を受けている。

 仲宗根会長は「今でも昔のしきたりを守りながらやっている。今後も伝統行事として継承したい」と話した。