【東京】農林水産省は6日、サトウキビ農家への2014年度の交付金額について、1トン当たり1万6420円とし、13年産より100円増額することを正式に決めた。同日午前に自民党本部内であった農林水産戦略調査会・農林部会の合同会議で、農水省の佐藤一雄生産局長が決定内容を報告した。

 キビ交付金は昨年に続き、2年連続の増額。基準糖度帯は13・1度~14・3度維持する。不作からの回復途上にあることを考慮し、生産費と単価を直近5カ年平均で算定した。また、生産振興対策として、サトウキビの不作からの脱却、生産回復と増産に向けた現地の取り組みを強力に支援するため、13年度補正予算で「さとうきび増産基金」を積み増しして必要額を確保するほか、引き続き農業機械などのリース導入を支援するため、必要額を確保する方針も決めた。

 11月には仲井真弘多知事とJA沖縄中央会の新崎弘光会長が農水省に林芳正農水相を訪ね、さとうきび増産基金の確保などを要請。林氏は「サトウキビは戦略作物であり、島を守り、国を守る。そういう見地から取り組んでいく」と説明し、増額に前向きな姿勢を示していた。