帝国データバンク沖縄支店は6日、2012年度決算の増収増益企業を発表した。県内は2054社が増収増益となり、対象企業の14.6%を占め、全国4位の高水準となった。前年度から4.7ポイント上昇した。全国は17万328社で、12.9%だった。

 業種別では、建設業が740社と最多。公共事業予算の増額と民間需要の高まりで伸びた。次いで、サービス業587社、卸売業227社、小売業158社と続いた。人口や観光客数の増加を背景にした個人消費の堅調さが表れた。

 同支店は、昨年末からの株価上昇やアベノミクス効果もあり、国内景況が回復したことで、増収増益企業が増えたと分析。

 ただ、円安による原材料価格や人件費の上昇が表面化しており、「利益を確保するには損益分岐点を引き下げるなどの企業体質の強化が必要になる」としている。